ハンター試験
概要
ハンター協会が主催する、プロハンターの資格(ハンターライセンス)を取得するための選抜試験。原則として年に1回開催される。 プロハンターになれば、世界中の大半の国へビザなしで入国できる、莫大な融資が受けられる、公共施設の95%が無料で利用できるなど、文字通り「一生遊んで暮らせる」ほどの特権が得られるため、世界中から数百万人の志願者が押し寄せる。
難易度と確率
ハンター試験は単なる体力や知力のテストではなく、ハンターとしての適性、情報収集能力、そして「運」をも極限まで試される異常な難易度を誇る。
- 会場へ辿り着ける確率(1万人に1人) 試験会場の場所や日時は一切公表されず、毎年変更される。数百万人の志願者のうち、様々なヒントを元に自力で会場を探し当て、あるいは魔獣キリコなどの「案内人(ナビゲーター)」の眼鏡にかなって会場へ誘導される者は、わずか「1万人に1人」の確率と言われている。
- 新人の合格率(3年に1人) 初受験の新人(ルーキー)が合格できる確率は非常に低く、作中では「3年に1人」と言われるほど稀なケースである。ルーキー狩りと呼ばれる妨害工作を行うベテラン受験者(トンパなど)の存在もあり、新人の合格は極めて困難。
- 合格者ゼロの年 年によっては過酷すぎる試験内容により、「合格者が1人も出ない年」も珍しくない。逆に、ジン=フリークスのように「たった1人しか合格しなかった年」も存在する。
ルールと仕組み
- 試験官と課題 試験は複数の段階(フェーズ)に分かれており、各試験の担当はハンター協会から無償で依頼を受けた現役のプロハンターが務める。具体的な試験内容から合否判定の基準に至るまで、すべてその試験官に裁量が委ねられている(ただし、内容が理不尽すぎる場合は、協会トップや審査委員会による介入や再試験が行われることもある)。
- 生死の自己責任 試験中のケガや死亡については完全に自己責任。過酷な課題による自然死や事故死だけでなく、受験者同士のトラブルによる殺し合いも(試験のルールで禁じられていない限り)容認されている。
- 再受験 不合格になっても翌年以降何度でも再挑戦が可能。一方で、一度合格すれば終身資格となるため、いかなる理由であっても再受験は不可能となる。
作中での主な試験
- 第287期ハンター試験 ゴン=フリークス、キルア=ゾルディック、クラピカ、レオリオ=パラディナイトらが受験した回。最終的に会場へ辿り着いた404名の志願者のうち、7名が合格するという「豊作」の年となった。なお、キルア=ゾルディックはこの年の最終試験でルール違反(ボドロの殺害)を犯し、唯一不合格となっている。
- 第288期ハンター試験 前年に不合格となったキルア=ゾルディックが単独で受験した回。第一次試験の会場(参加者1,489名)にて、キルア=ゾルディックが他の全受験者を気絶させてしまったため、試験官の判断によりその場で終了となり、キルア=ゾルディックがただ1人の合格者となった。
裏ハンター試験
ハンター試験に合格してライセンスを受け取った段階では、厳密には「半人前」とされる。真のプロハンターとして認められるためには、念能力の習得を課す秘密裏の試験、通称「裏ハンター試験」をクリアする必要がある。