交渉ゲーム
概要
王位継承戦の裏で暗躍するマフィア・エイ=イ一家の組長モレナ=プルードが、第4王子ツェリードニヒ=ホイコーロの私設兵であるボークセンを自らの陣営に引き入れる(発症者にする)ために仕掛けた心理戦・カードゲーム。
モレナ=プルードが用意した特殊なカードを用いて行われ、一見すると対等な取引に見えるが、その実態は「選択の自由」を装った極めて巧妙で一方的な強制ゲームである。
ルール
手順
- 子が親のカードを指定:子が親の表向きのカードから1枚を選び、親がそのカードの内容に従って回答・説明を行う。
- 親が子のカードを捨てる:親が子の裏向きのカードからランダムに1枚選び、「墓場」へ送る。
- これらを繰り返し、子のカードが残り1枚になった時点でゲーム終了。最後に残ったカードの内容が「交渉の結論」となる。
- ※途中でゲームから退出(リタイア)する場合、イエスとノーを言う以外の全ての自由を奪われる(操作系の念能力によって強制される)。
カードの種類と効果
親(モレナ=プルード)のカード(全7枚)
子が選ぶことで、モレナ=プルードから情報を引き出したり取引をしたりできるカード。 * 目的:モレナ=プルードが仲間に誘う目的(カキンの滅亡と人類滅亡)を説明する。 * 力(パワー):モレナ=プルードの念能力(サイキンオセン)について説明する。 * Q(質問)A:目的と能力以外の質問なら何でも答える。ただし回答は「Yes」「No」「Yes and No」の3種類のみ。 * Q(質問)B:「QA」で最後に行った質問についてのみ、納得できるまで詳しく説明する。 * Yes?:最後に「Yes」のカードが残った場合どうなるのかを詳しく説明する。 * No?:最後に「No」のカードが残った場合どうなるのかを詳しく説明する。 * D(取引):モレナ=プルードからの「小さなお願い(リクエスト)」をクリアすると、子の墓場からカードを1枚戻すことができる。
子(ボークセン)のカード(全5枚)
裏向きで配置され、親に削られていき、最後まで残った1枚がボークセンの「運命」を決定づけるカード。 * Yes:親の「お願い(仲間に加わること)」に応じる。 * No:親のお願いを拒否する。 * R(リターン):子の墓場からカードを1枚戻すことができる。 * Joker(ジョーカー):「Yes」か「No」のどちらかに変身できる。 * X(エックス):ゲームを無効にし、離脱できる。
経過と結末
ボークセンは圧倒的不利な状況(「Yes」「No」「Joker」が残っても実質的に負けとなり、自力で助かるには「R」か「X」を引かなければならない構造)の中で、なんとかゲームを無効化するための心理戦を展開した。
最終的にボークセンは手元のカード2枚を確認した際、左手で「R」のカードの縁に僅かな傷(マーク)をつけ、親であるモレナ=プルードの選択を誘導しつつ証拠隠滅を図った。しかし、モレナ=プルードの念能力による監視下において、この不正行為は「真剣勝負からの退出(リタイア)」とみなされた。
結果として、カードに仕込まれていた操作系能力が自動発動し、ボークセンは強制的に「イエス」か「ノー」かの2択のみを迫られる状態に陥り、「イエス」を選択せざるを得なくなりモレナ=プルードの軍門に降った。