コンテンツにスキップ

ヨークシンシティ編

あらすじ(概要版)

9月1日、世界最大のオークションが開催される大都市ヨークシンシティに集結したゴン=フリークス、キルア=ゾルディック、レオリオ=パラディナイト、クラピカの4人。ゴン=フリークスとキルア=ゾルディックは高額なハンター専用ゲーム「グリードアイランド」の入手を目的とし、クラピカは人体収集家に奪われた同胞(クルタ族)の「緋の眼(ひのめ)」を取り戻すため、マフィアのボディガードとしてこの街を訪れていた。 一方、クラピカの同胞を皆殺しにした盗賊集団「幻影旅団(クモ)」の団長クロロ=ルシルフルも、オークションのお宝をすべて奪うために全団員をヨークシンに招集していた。

旅団はマフィアンコミュニティーが主催する地下競売を襲撃するが、お宝はすでにマフィア最強の武闘派集団「陰獣」の「梟」によって移動された後だった。荒野へと移動した旅団をマフィアたちが取り囲むが、ウボォーギンが単独で陰獣4人を全滅させるという圧倒的な力を見せつける。 その隙を突き、クラピカは復讐のために編み出した念能力「束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)」でウボォーギンを捕獲する。後日行われた1対1の決闘において、クラピカは緋の眼(ひのめ)発動時に全系統の能力を100%引き出せる「絶対時間(エンペラータイム)」を発動し、旅団一の怪力を誇るウボォーギンを完全に打ち倒す。

仲間の死に激怒した幻影旅団は、クロロ=ルシルフルの指揮のもとヨークシンシティでマフィアに対する大虐殺(鎮魂歌・レクイエム)を引き起こす。マフィアを束ねる十老頭は、プロの殺し屋であるシルバ=ゾルディックやゼノ=ゾルディックを雇ってクロロ=ルシルフルを追い詰める。凄まじい死闘が繰り広げられるが、クロロ=ルシルフルがあらかじめイルミ=ゾルディックを雇い十老頭を暗殺させていたため、依頼主不在により戦闘は中断される。 旅団は死体のダミーを用意して自分たちの死亡を偽装し、街から去るかに見えた。しかし、ゴン=フリークスとキルア=ゾルディック、クラピカは彼らが生きていることを見抜き、死の危険が伴う追跡劇を再開する。

パクノダの記憶読み取り能力により、クラピカの秘密と居場所がバレそうになる絶体絶命の状況下、クラピカ達はクロロ=ルシルフルを暗闇に乗じて拉致することに成功する。息詰まる人質交換の末、クラピカはクロロ=ルシルフルの心臓に「律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)」を打ち込み、念能力の使用と団員との接触を永遠に禁じる。パクノダも自身の命を引き換えにクラピカの情報を団員に撃ち込み死亡。旅団は団長を失ったまま街を去り、クラピカの復讐劇は「クロロ=ルシルフルの除念師探し」という新たな展開を残して一時的な休戦へと移行する。

関連用語

補足・備考(豆知識など)

  • 超濃密なタイムライン: ヨークシンシティ編の怒涛の展開は、実は作中時間の9月1日から9月4日というわずか数日間の出来事である。9月1日の地下競売襲撃から始まり、翌日以降にウボォーギン戦、旅団の報復、ゾルディック家参戦、そして人質交換までが一気に進行する。
  • アナグラムの考察: クラピカたちが滞在した「ホテルベーチタクル(Hotel Beach Tacle)」について、一部のファンの間ではアナグラムで「クルタ族」を暗示しているなどの細かい考察が存在する。
  • 対照的なテーマ性: 本編では「復讐」に突き進むクラピカと、「頭(クロロ=ルシルフル)が死んでも蜘蛛(組織)は生き残る」という幻影旅団のルールの対比が描かれている。また、「目的」を優先するか「仲間」を優先するかという究極の選択が双方に突きつけられる点も特徴的である。