地下競売(アンダーグラウンドオークション)
概要
世界中の裏社会を牛耳る「マフィアンコミュニティー」の頂点である十老頭が主催・管理している非合法なオークション。 毎年9月1日から数日間にわたり、ヨークシンシティのセメタリービルを会場として開催される。表のオークション(サザンピース・オークションなど)では到底取引できないような出所守護霊獣(不明)の希少品、世界中の盗品、人体収集家のための違法な品(クルタ族の「緋の眼(ひのめ)」など)が一堂に会する、裏社会における世界最大の競売である。
表のオークションとの違い
ゴン=フリークスやキルア=ゾルディックが参加した「サザンピース・オークション」が、カタログ代(1200万ジェニー)さえ払えば誰でも参加できるのに対し、この地下競売は参加条件が極めて厳しく閉鎖的である。招待客やマフィア関係者など、主催者側から身元が保証された裏社会の人間しか参加・入場することができない。
作中での主な出来事
ヨークシンシティ編において、幻影旅団の団長クロロ=ルシルフルが「地下競売のお宝を全部かっさらう」という号令をかけたことにより、物語の中心的な舞台となった。
- マフィア側の対応と陰獣 当初、十老頭のお抱え占い師であるネオン=ノストラードの予知能力により、旅団の襲撃が事前に予見されたため、競売品は十老頭直属の最強の実行部隊である「陰獣」によって一時的に別の場所へ移送された。また、オークションを守るために世界中のマフィアが結集し、さらにはプロの殺し屋集団(ゾルディック家など)が雇われるという厳戒態勢が敷かれた。
- 旅団の奇策と偽の競売 しかし、競売品の強奪に失敗した幻影旅団は力技での強襲から戦略を転換。十老頭を暗殺してマフィアの指揮系統を乗っ取り、オークションを無理やり予定通りに開催させた上で、コルトピの念能力「ギャラリーフェイク」で複製したダミーの競売品を出品して競り落とさせ、本物のお宝をすべて裏でかすめ取るという離れ業をやってのけた。
この地下競売を巡る、幻影旅団、マフィアンコミュニティー、殺し屋たち、そして旅団への復讐に燃えるクラピカの複雑な群像劇は、ヨークシンシティ編における最大のハイライトとなっている。