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グリードアイランド (G.I.)

概要

主人公の父親であるジン=フリークスを中心に、計11人の念能力者(開発者たちのイニシャルを繋げると「GREED ISLAND」となる)によって制作された、ハンター(念能力者)専用のゲーム。専用のゲームソフトとハード(ジョイステーション)を通してプレイする。 長らく「仮想現実のゲーム」と思われていたが、実際は現実世界(暗黒大陸とは別の海域にある孤島)に作られた広大な舞台へプレイヤーを物理的に転送しているだけの「現実のゲーム」である。そのため、ゲーム内での死は現実での死を意味する。

莫大な懸賞金がかけられており、大富豪バッテラ氏がソフトの買い占めとクリア報酬を目的に多数のハンターを雇い入れていた。ゴン=フリークスとキルア=ゾルディックも、ジン=フリークスを探す手がかりを求めてこのゲームに参加し、ビスケット=クルーガー(ビスケ)を師匠として過酷な修行と攻略に挑んだ。

基本アクション(行動)

プレイヤーはゲーム開始時に支給される指輪を装着し、特定のキーワードを発声することでゲームを進行させる。

  • ブック(本) カードを収納・管理するためのバインダーを具現化するコマンド。バインダーはプレイヤーの周囲に浮遊し、ゲーム攻略におけるメニュー画面のような役割を果たす。
  • ゲイン(現化) カード状態になっているアイテムを「現物(実体のアイテム)」に戻すコマンド。カードのままではアイテム本来の効果を使用できないため、使う際に必ず必要となる。ただし、一度ゲインしてアイテム化したものは二度とカードに戻すことができない。
  • 1分ルール カード化したアイテムをバインダーから外に出したまま1分間放置すると、ゲインと唱えなくても自動的にアイテム化してしまうというルール。これにより、トレード時などには時間制限を意識する必要がある。

カードシステムとクリア条件

島内に存在するアイテムや町、情報などは特定の条件を満たすことで「カード化」される。

  • 指定ポケットカード(No.000〜No.099) ゲームクリアに必須となる100種類のカード。各ナンバーにつき1枚ずつ、バインダーの「指定ポケット(全11ページ)」に収納しなければならない。
  • フリーポケットカード ナンバーに関係なく、バインダーの「フリーポケット(全5ページ、45枠)」に自由に収納できるカード。
  • カード化限度枚数 それぞれのカードにはゲーム内に存在できる上限枚数が設定されており、強力なカードほど限度枚数が少なく設定されている。上限に達しているカードは、新しく条件を満たしてもカード化されない。

クリア条件:バインダーの「指定ポケット(No.000〜099)」の全100枠をすべて埋めること。クリアしたプレイヤーには、バインダー内の指定ポケットカードの中から好きなものを3枚だけ、現実世界に持ち帰る権利が与えられる。

呪文(スペル)カード

ゲーム内での移動や、他プレイヤーとのカードの奪い合いに不可欠な40種類のカード。「攻撃」「防御」「移動」「特殊」などに分類され、対人戦における高度な駆け引きを生み出している。 代表的な呪文カードとして、以下のようなものがある。

  • 同行(アカンパニー):指定した場所、または指定したプレイヤーの元へ、自身を含むパーティー全員で飛んで移動する。
  • 磁力(マグネティックフォース):指定したプレイヤーの元へ自分単独で飛ぶ。
  • 防壁(ディフェンシブウォール):他プレイヤーからの攻撃スペルを防ぐ防御カード。
  • 盗視(スティール):対象プレイヤーのフリーポケットのカードをすべて覗き見る。
  • 離脱(リーブ):グリードアイランドから現実世界へ帰還する(※このカードを使わない限り原則として島から出られない)。

この呪文カードを巡るプレイヤー間の騙し合いや強奪(PK行為)が横行しており、爆弾魔(ボマー)と呼ばれるゲンスルーのような凶悪なプレイヤーも生み出した。

島内の主な都市・街(実際に登場した全都市)

グリードアイランド内には、特定のテーマを持った多数の街が存在し、プレイヤーは攻略のためにこれらの拠点を巡ることになる。作中(漫画本編)で実際に名前が登場した都市・村は以下の通りである。

  • 懸賞の街 アントキバ スタート地点である草原地帯を北に進んだ場所にある街。月例大会など様々な条件や依頼をクリアすることで報酬(カード)を得られる「懸賞」が盛んに行われており、ゴン=フリークスとキルア=ゾルディックが最初に訪れ、指定ポケットカード「真実の剣」などを手に入れた。
  • 魔法都市 マサドラ ゲーム攻略に不可欠な「呪文(スペル)カード」が唯一購入できる都市。周辺地域にはカード化できない凶暴なモンスターが多数生息しており、ビスケット=クルーガー(ビスケ)によるゴン=フリークスとキルア=ゾルディックの過酷な念能力修行の舞台にもなった。
  • 恋愛都市 アイアイ 街中の至る所で様々な恋愛イベントが発生する街。出会いから様々なシチュエーションでの恋愛を体験でき、関連するレアカードも存在する。
  • ギャンブルの街 ドリアス カジノなどの賭け事が盛んな街。スロットやルーレットなどのギャンブルで勝利することで、指定ポケットカードである「リスキーダイス」などを入手することができる。
  • 海辺の街 ソウフラビ 海に面した港町。ゲームマスターの一人であるレイザーと「14人の悪魔(死刑囚たち)」が根城としており、彼らをスポーツ勝負(ドッジボール等)で打ち負かさなければ、指定ポケットカードである「一坪の海岸線」を手に入れることができない。
  • 城下町 リーメイロ 島内における首都のような存在であり、最終到達地点とも言える城がある街。99種類の指定ポケットカードを集めたプレイヤーのみが参加できる、ゲームマスター主催の「G.I.に関するクイズ大会」が開催され、これに全問正解することで最後のカードNo.000「支配者の祝福」を入手できる。
  • 街 ルビキュータ スタート地点の草原地帯を南に進んだ場所にある街。幻影旅団のシャルナークらが島に侵入後、情報収集のために最初に訪れた。
  • 山賊の村(病気の村) アントキバ北部の山林地帯にある村。村人たちが重い病に苦しんでおり、村人を救う(山賊を退治して薬を手に入れるなど)イベントをクリアすることで「奇運アレキサンドライト」などの指定ポケットカードが手に入る。