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モレナ=プルード

略歴・人物像

カキン帝国のマフィア「エイ=イ一家」の組長。表向きは現カキン国王であるナスビ=ホイコーロの「二線者(婚外子)」であると自称していたが、実際は本物の二線者であったモレナを殺害し、成り代わった偽物であることが判明している。

彼女の真の出自は、王族が催すおぞましい宴「謝肉祭」によって意図せず産み落とされた「祭孤児」であり、遺伝子鑑定の結果「肉(性奴隷)」として選別された最底辺の身分であった。顔の傷痕も元々は二線者の証ではなく、祭孤児として生まれた直後に刻まれたものである。 自身の凄惨な出生やカキンの理不尽な構造に対する強烈な憎悪を抱いており、「このクソ溜めのような世界を壊す」という破滅願望を持つ。そのため、王位継承戦の裏でブラックホエール号内を意図的に大混乱に陥れようとしている。冷酷かつ合理的な思考を持ち、配下の組員たちに殺人を推奨するなど、そのカリスマ性と狂気でエイ=イ一家を束ねている。

念能力・特殊能力

モレナは特質系の念能力者である。

恋のエチュード(サイキンのオセン)

自身の唾液を媒介として他者に念能力を感染させ、能力者を増殖・強化させる極めて危険な増殖型能力。

感染した者は「発症者(メンバー)」と呼ばれ、人を殺すたびにレベルが上がり、オーラの総量や威力が増加する。倒した相手の身分によってレベル上昇幅が異なり、一般人は1、念能力者は10、王子は50アップする。レベル20に達すると独自の念能力が発現し、レベル100に達するとその者自身が新たな「感染源(メンバーゼロ)」となり、独自の感染集団を形成できるようになる。メンバーの上限はモレナを含めて最大23名という制約があるが、殺し合いを誘発することで無限の被害を生み出す可能性を秘めた凶悪な能力である。