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謝肉祭(しゃにくさい)

概要

カキン帝国の王族が、数年に一度お忍びで辺境の村落へ赴いて催す行事。 表向きの名前とは裏腹に、その実態は選ばれた村人を「持て成す者」と「その他」に強制的に選別し、王族や政府要人たちが乱交パーティーにふけるという、極めておぞましく非道な宴である。

不敬罪と祭孤児

カキン独自の法律である「不敬罪」により、平民が避妊・堕胎・遺伝子鑑定を行うことは「王族の繁栄に対する反逆」とみなされ、死刑に処される。このため、謝肉祭によって意図せず妊娠させられた女性からは多くの子供が生まれ、彼らは「祭孤児(まつりこじ)」と呼ばれる。

祭孤児の運命

生まれた祭孤児たちはすぐに顔を傷つけられ、エイ=イ一家が運営する人身売買組織へと送られる。そこで科学的な遺伝子鑑定にかけられ、王族の血を引く「二線者」と、それ以外の性奴隷等の「肉」に過酷な選別をされる。 現在のエイ=イ一家組長であるモレナは、本来は「肉」として扱われる最底辺の祭孤児であったが、本物の「二線者のモレナ=プルード」を殺害して成り替わった偽物であることが判明している。彼女の持つ異常な破壊衝動と世界への憎悪は、このカキン帝国の歪んだ闇の歴史に起因している。